二律背反

私は母親を恨んでいません






私の母親は若いうちに子供を作り
父親は顔も知りません父親は。
DVをする人だったそうです
聞いてはいないので知りませんが
若いうちに子供を作る時点で計画などしては
いなかったのでしょう出来てしまったから
産んだだけ

私は祖父と祖母に育てられ生きてきました

母親は祖父の家にご飯を食べにくるので
毎日あってはいました今もそうです

下半身の制御ができない人間擬きから
生まれた私が人にはなれないのは当たり前です

私は誰にも望まれない命だったのです

母親にたとえばこう尋ねます
私は望まれない命だったのかと
そうしたらどう答えるでしょうか?
答えはこうです
あなたを生んで良かった。と
あなたは私が望んで産んだのと
聞いてはいないですがまあそんなところでしょうか

美談ですね ですがそんなことはありません

それは自分のしたことを間違っていないと そう
信じたいから 私は、正しかったのと
私は悪くない と思いたいから

下半身の制御もできない知能の低い人間が
そんなことを考えるわけないのです

自立してない子供が子供も作って
うまく行くわけがないのです
母親が悪い 私を産んだのが悪い!と


まあこれが一つの視点からみた意見です
これは私サイドからの捉え方でしかない

母親も被害者なのです。そうですね簡単に言えば

私という人格ガチャに失敗したのです
私は母親を恨んでいません

誰も 何も 恨んでいません



悲しいのなら泣けば良かった
苦しいのなら助けてといえば良かった


ただ空しい
虚しいときはどうすればいいのでしょう


来世は人として愛されたいな

来世は誰か私の声を聴いてくれたらいいな
おしまい